Taichi

株式会社タイチ|Taichi.inc

ひとりごと

ひとりごと その1

天然…?

皆様は、天然の牛を食べたことがありますか?
天然の鶏はどうでしょう・・・。
天然のキャベツは・・・。 レタスは・・・。
よく考えてみると、みんな「栽培養殖」なのです。
松坂牛も養殖された牛です。

養殖なのになぜあんなにみんなに愛されるのでしょうか?
それは、生まれた時から人が手間ひまかけ「愛情」を注ぎ「丹精」を込めるからだと思うのです。
米も種さえ蒔けばいいものが勝手に出来る訳ではありません。農家の方が汗水流しておいしい米を作り上げるのです。
養殖魚も全く一緒だと思うのです。

稚魚の時から、それこそ「丹精」を込めて育てれば、松坂牛のように皆さまから愛していただける魚ができるはずだと思っているのです。
苦労を惜しまず、魚と「対話」し、サスティナビリティの観点も大切に育て上げました。
それが「鯛一郎クン」です。

一度、吟味し、ご評価いただければ幸いです。

ひとりごと その2

色素

鯛はきれいな赤い色をしています。
その赤い色を出すのに使われるのが色素ですが、 タイチでは、ファフィア酵母から抽出される天然色素を中心にさらにエビを混ぜたものを与えて仕上げています。

鯛は養殖魚の中でも一番病気の少ない魚と言えます。
稚魚期に、1〜2回、OTC(塩酸オキシテトラサイクリン)を使う事がありますが、それから出荷までの約2〜3年の間、よっぽどの事がない限り、薬は使用しません。
ワクチンも普及し、薬づけ!・・・なんて言われると時代遅れもいいところだと思います。

ひとりごと その3

元気の素

「元気の素」を飼料の中に混ぜる「鯛一郎クン」は一味違います。
十数年来、技術指導を仰いでいる先生に開発していただいた「元気の素」は、エビや昆布などを中心に鯛が本来食べているであろうと思われるものを集めて作ったもので、内臓を元気にしてやり、元来魚の持っている機能を取り戻し、活発にしてやろうという考え方で作られました。
内臓がしっかりしてくると、食べたものをしっかり消化吸収して、健康な魚となるのです。

「鯛一郎クン」は色もきれいで、味も良く、モチモチして、日持ちのする最高の鯛になりました。

そのおかげで、調べてみると、なんと身の中の脂が通常の二倍という結果になり、私自身もびっくりしています。

ひとりごと その4

味わい

何と言っても僕が一番好きなのは刺身です。
モチモチして、味があって、ホントに美味しいー!
そして加工品も美味しいー!
食べてみて理解して頂くと思いますが、「鯛一郎クン」の味噌漬け、一夜干し、昆布〆などは、身の中までしっかり味が入っています。

それは、原魚である「鯛一郎クン」の身脂含量が多いことと、手間ひまかけた独自の魚にやさしい加工技術にあります。

一夜干しは、独自に開発した乾燥機で水分をなるべく身の中に残してやることに成功しました。
味噌漬けは、箸で簡単に身離れする柔らかさに仕上げました。
ぜひ、一度味わっていただきたい!

言霊 ことだま

「言葉には魂が宿っている」という、日本人が古くから持っている考え方があります。
たとえば江本勝氏の「水からの伝言」(波動教育社)をみると、水の結晶写真がたくさん載っています。
その中の水道水の写真は、結晶が崩れています。
ところが「ありがとう」と言葉をかけた結晶を見てみると美しい形に戻っていることが確認されます。
「言葉に魂が宿る」ことの実証と思うのです。

私たちが育てる鯛にも「ありがとう」と美しい言葉をかけ、感謝の気持ちを持って、養殖に取り組めば、すばらしい鯛が出来るはず!と考えているのです。