10/7 寿司こまち
2025年10月11日
渋谷、道玄坂にある隠れ家「寿司こまち」
先日TAKEO君が弊社に来てくれて
今度はオイラが訪問です
マンションのドアを開けるとカウンターが
女将さんとTAKEOくんが忙しそうに動いてました
「女将、邪魔するで 」
「邪魔するんなら帰って下さい 」
「そんな可愛い顔して言われても・・・邪魔するで 」
そんな事でご挨拶はおしまい
ごあいさつやったんかーい・・・
オイラの左側に男性がひとりで座っていらして
気になって「どちらからですか・・・?」って声をかけたら
「札幌からなんです 」・・・って
「えっ、えーーーー、今札幌から帰ったばかりなんですよ 」
こんな事があるんですね
よくよく聞けば
「インスタでここを知り、どうしても食べにきたくて 」・・・って
フーディーじゃん
「袖すりあうも他生の縁・・・まずは一献 」
「かたじけない、では頂きましょう 」
「貴殿のお口に会うか心配なれど愛媛の酒でござる 」
「おう、これは美味! なんという酒でござろう 」
・・・・・・って、なんであんたら武士なん
右側を見ればなんか個人事業主風な男性陣が
「あんたらはどこから来たとね 」
なんで博多弁やねん
「東京ですよ 」」
「おー、地元 江戸っ子やね
」
「そうではないんですけど・・・」
「いいからいいから、そんな事にしとこう 」
そんな事で大盛り上がり
どんな事やねん
「おじさんが育てた鯛なんですか 」
「おう、鯛一郎クンって言うんよ 」
すぐにネットで調べる若い世代・・・
「あっ、めちゃくちゃ有名やないですか 」
「ネットにはそんな風に出てるの? まぁ、飲みねぇ 」
・・・・・・これはまた森の石松のパターンやね
女将さんは愛媛県人だそう・・・
TAKEOもルーツが愛媛にあるそう・・・
なんだ愛媛県人会になったねぇ
そうしてる間にも料理は進んで
「女将さん、鯛一郎クンってどこで知ったの 」
「近くに食事に行ったらメッチャ美味しい鯛が出てきて・・・
聞いたら鯛一郎クンっていうから・・・ それで知ったんです 」
「それって庵狐さんだ 」
不思議なご縁ですねー
「それで鯛一郎クンをたべてどんな感想だったの 」
「とっても美味しくてお店始めたら絶対に使うって決めてたんです 」
「合格 女将、一本出して
」
「みんな飲んで 今夜はオイラのおごりでい
」
「いよっ 日本一
」
「大統領 」
「右に出る者なし 」
「女将、今日は貸し切ったぞ 」
「あ〜〜〜れ〜〜〜 」
どこかで誰か止めろや・・・
「ところで女将さんは独身なの 」
「内緒です 」
「オイラも独身 」
隣りで娘がにらんでる
あっという間の2時間
「気を付けてお帰りくださいね 」
「女将、オイラは帰らんど 」
あっ・・・娘がにらんでる
道玄坂の夜は更けてゆくのでありました
Chan Chan
※ 鯛一郎クンを使っているという事からのお店訪問でしたが
家庭料理と寿司と日本酒がテーマのこのお店。
コンセプト通りで料理はどこか愛媛風の感じのする味でした。
あちこちで女将さんもTAKEOくんも修業をしているだけあって、
なかなかちゃんとした料理だったと思います。
皆さん、どうぞごひいきに。