9/8 博多・大名 馳走や「直」
2025年9月12日
大名2丁目
春に社員旅行で来たお店
あの時は遅くに寄ったのでもう食材が無く残念だったので
今回はリベンジ
カウンターで鯛一郎クンを入れたメニューで
と言っても大将おまかせ
玄界灘の旬をいただきます
大将と奥様ともう一人板さんが忙しそうに営むこのお店
カウンターと脇の個室ともう一つ奥に大きめの個室がありますが
旅の人(オイラみたいな・・・)はカウンターに座って
大将と奥様と話しながら頂くのがおすすめ
奥様は料理に合わせたお酒をすすめるのがうまい
「お魚にとっても合うんですよ。スッキリしてます 」
そんなハートマークですすめられると惚れちゃうじゃないですか
「今夜、独身です 」
あっ・・・大将・・・ウソウソ
しょっぱなから鯛一郎クン
ずっとこれでもお金払います
「ここんとこチョット身質がブレていますが何かありました?」
「OH MY GOD 」
水温の上下動が最近激しくて落ち着かないんです・・・
それが原因だと思いますが・・・
よーく見てくれていますね、こういう事が宝物なんです
早速現場へ報告・・・
明日はウチでも捌いて食べてみるって・・・
よしよし
「次はこれ このままお酒だけでも美味しいですが
お寿司と合わせるとさらに美味しくなりますよ 」
「えっ、ほんとですか・・・今夜は独身です
いや大将・・・ ウソウソ (笑) 」
「魚のブレを治して口説きなさい 」
「えっ、治ったら口説いてもいいですか 」
「なんば言いよっと、男前を磨いてから出直しんしゃい 」
「これ以上男前にはちょっとなれんとばってん・・・ 」
博多弁はこれであってますかねぇ・・・
「今回は何をしにきんしゃったと 」
「大将、展示会があってお手伝いに来たとよ 」
「そぎゃん博多弁はなかと・・・ 」
バカばっかり言いながら美味しいコースは終了をするのでございます
「ここからどこかにいきんしゃるの 」
「なんばいいよっと、博多っ子はこのままでは寝れんばい 」
わけのわからない博多弁を連発しながら夜はふけて行くのでありました
Chan Chan
※魚のブレをチャンと見て下さっているのは嬉しいですね。
水温の変化の激しい時はやっぱり身質に現れるんですね。
大漁に出荷するスタイルでは絶対に分からない事です。
厳しいのですがとっても勉強になります。
こういう一つ一つが私達の魚を作り上げていくんです。
こういう人たちと長く付き合って行きたいですよね。